
Webサイトの作成方法をプロが解説!自社構築の流れやポイントもご紹介|株式会社Creative Logic

Webサイトの作成(構築)とは、単にページを作るだけでなく、企画・設計から始まり、デザイン、コーディング、そして公開後の運用までを含む一連のプロジェクトを指します。
近年では無料の作成ツールやCMS(コンテンツ管理システム)の普及により、専門知識がなくても個人でWebサイトを持つことが容易になりました。しかし、企業の顔となるコーポレートサイトや、売上を牽引するECサイトにおいては、単に「ページが存在する」だけでは不十分です。「誰に、何を伝え、どう行動してもらうか」というマーケティング視点に基づいた設計が欠かせません。
本記事では、Web制作のプロフェッショナルである株式会社Creative Logicが、Webサイトを作成する具体的な手順や、自社内製と外注の比較、費用相場、そして成功させるための重要なポイントを徹底解説します。
「これからWebサイトを作りたいが、何から始めればよいかわからない」
「自社で作るか、制作会社に依頼するか迷っている」
このようにお悩みの担当者様にとって、最適な判断材料となれば幸いです。
そもそもWebサイトの構築とは?
Webサイトの構築とは、狭義にはHTMLやCSSといったプログラミング言語を用いてWebページを形にする工程を指しますが、ビジネスの現場においては、Webサイトを立ち上げるプロジェクト全体を指すことが一般的です。
Webサイト構築プロジェクトは、家づくりによく例えられます。
- フロントエンド(建物・内装)
ユーザーがブラウザで目にするデザインや動きの部分です。 - バックエンド(設備・配管)
お問い合わせフォームやシステムなど、裏側で機能する仕組みです。 - インフラ(土地・住所)
Webサイトの住所となる「ドメイン」や、土地となる「サーバー」の契約・設定です。
Webサイトは、インターネット上に公開された24時間365日働く「優秀な営業マン」や「広報担当」になり得ます。そのため、構築作業は単なる事務作業ではなく、企業の資産を作る「投資」であると捉えて取り組むことが成功の鍵です。
企業がWebサイトを持つべき理由

SNSが普及した現在、「Webサイト(ホームページ)は不要ではないか?」という議論も聞かれますが、企業が公式Webサイトを持つべき理由は依然として明確です。その核心は、情報の信頼性と蓄積性にあります。
社会的信用の獲得(名刺代わり)
取引先、金融機関、そして求職者は、関わりのある企業を必ず検索します。公式Webサイトが存在し、情報が適切に更新されていることは、企業の実在性と信頼性を担保する最も基本的な要素です。「サイトがない」というだけで、機会損失につながる可能性すらあります。
公式情報の集約(ハブ機能)
SNSは情報が流れていく「フロー型」メディアですが、Webサイトは情報が蓄積される「ストック型」メディアです。商品詳細、会社概要、IR情報、採用情報など、企業に関するあらゆる公式情報を体系的に整理し、ユーザーがいつでも正確な情報にアクセスできる母艦(ハブ)としての役割を果たします。
マーケティングと集客の基盤
Googleなどの検索エンジン(SEO)からの流入や、Web広告の受け皿として機能します。ユーザーの行動データを分析し、改善を繰り返すことで、売上や問い合わせを継続的に生み出す資産となります。
Webサイトは無料で作成できる?無料Webサイトの特徴
結論から申し上げますと、Webサイトは無料で作成することも可能です。
WixやJimdo、Ameba OwndといったWebサイト作成サービス(ホームページビルダー)を利用すれば、サーバー契約や専門的なコーディング知識なしで、ブログを書くような感覚でサイトを公開できます。
しかし、ビジネス利用においては「無料であることの代償」を理解しておく必要があります。主な特徴と制限について解説します。
独自ドメインを使えないことが多い
企業の信頼性に関わる最も大きなデメリットは、独自ドメインが使えないケースが多いことです。
- 独自ドメインの例
https://www.creative-logic.co.jp
(企業名を含んだオリジナルのアドレス) - サブドメイン(無料版)の例
https://user-name.wixsite.com/site
(サービス提供会社の名前が入ったアドレス)
無料プランでは後者のサブドメイン形式になることが一般的です。これは、いわば「借り物の住所」でビジネスをするような状態です。ユーザーや取引先に「簡易的なサイトである」「コストをかけていない」という印象を与えかねず、SEO(検索順位)の観点でも、独自ドメインに比べて評価を積み上げにくい傾向があります。
機能やデザインテンプレートに制限がある
無料ツールには豊富なテンプレートが用意されていますが、無料プランでは選択肢が限られます。「ここのレイアウトを少し変えたい」「特殊な機能を実装したい」と思っても、カスタマイズに限界があり、他社と似通ったデザインになりがちです。
無料プランでは広告が流れるものもある
多くの無料サービスでは、作成したWebサイト上にサービス提供側の広告が自動的に表示されます。
自社のブランドイメージに合わない広告や、最悪の場合、競合他社の広告が表示されるリスクもゼロではありません。
ビジネス用途、特にコーポレートサイトにおいては、月額費用を支払って有料プランにするか、後述するCMSや制作会社への依頼によって、自社専用の環境を構築することを強く推奨します。
外注or内製?Webサイトの作成手段
Webサイトを用意する手段は、大きく分けて「自社で構築する(内製)」か「制作会社に依頼する(外注)」かの2つです。
自社で構築する方法
主に以下の2つのアプローチがあります。
1. Webサイト作成ツール(SaaS)を利用する
Wix、Jimdo、STUDIOなどのノーコードツールを利用します。
- メリット: 直感的な操作が可能で、初期費用を抑えられる。
- デメリット: 月額利用料がかかる。デザインや機能の自由度はツールに依存する。
2. CMS(WordPressなど)を利用する
レンタルサーバーを契約し、WordPress等のCMS(コンテンツ管理システム)をインストールして構築します。世界中のWebサイトの4割以上がWordPressで作られていると言われています。
- メリット: 独自ドメインが使え、カスタマイズ性が高い。資産として手元に残る。
- デメリット: HTML/CSS/PHPなどの知識や、セキュリティ管理が必要。
【自社内製の総評】
外注費を削減でき、更新スピードも速いですが、プロのデザインと比較すると品質に限界があり、担当者の業務負荷が高くなるリスクがあります。
制作会社に依頼する方法
Web制作会社に、企画からデザイン、コーディング、公開までを委託する方法です。
【メリット】
- 高品質なクオリティ: ブランドイメージを高める洗練されたサイトが完成します。
- 戦略的な提案: 「集客できる構成」「使いやすいUI/UX」など、プロの知見を反映できます。
- 本業への集中: 制作の手間を任せられるため、自社担当者は本来の業務に集中できます。
【デメリット】
- コスト: 数十万〜数百万円単位の初期費用がかかります。
- 時間: 完成まで2〜6ヶ月程度の期間が必要です。
「名刺代わりの簡易なサイトで良い」場合は自社内製、「成果を出すための本格的なサイトが必要」な場合は制作会社への依頼、という選び方が一般的です。
Webサイトを作成する流れ
Webサイト構築は、しっかりとした設計図なしには成功しません。ここでは一般的な制作フロー(ウォーターフォール型)を紹介します。
①企画:目的やゴール、ペルソナの設定
最初に行うのが「要件定義」と呼ばれる企画フェーズです。ここで決定した内容が、サイトのブレない軸となります。
- 目的とゴール(KGI/KPI)
「認知拡大」「商品の購入」「採用エントリー」など、サイトを作る目的を明確にし、数値目標を設定します。 - ペルソナ設定
ターゲットとなるユーザー像(年齢、性別、職業、悩みなど)を具体化します。 - サイトマップ作成
必要なページを洗い出し、どのような階層構造にするかを整理します。
②設計:ワイヤーフレームの作成
次に、各ページの設計図となる「ワイヤーフレーム(WF)」を作成します。
色や画像を入れる前のモノクロの状態で、「どこに何を配置するか(レイアウト)」や「ユーザーがどう動くか(動線)」を検証します。この段階で議論を尽くすことが、手戻りを防ぐポイントです。
③制作:デザインとコーディング
設計図が固まったら、実際に目に見える形にしていく制作フェーズに入ります。
- デザイン制作
ワイヤーフレームを元に、色、フォント、写真を適用し、ブランドイメージ(トンマナ)を具現化します。PC版だけでなく、スマートフォン版のデザインも作成します。 - コーディング(実装)
デザインをブラウザで閲覧できるようにHTML、CSS、JavaScript等でプログラムします。WordPressなどを導入する場合は、この段階でシステムへの組み込みも行います。
④公開:実装・効果検証・改善
テスト環境での確認を経て、本番サーバーへ公開(リリース)します。
しかし、Webサイトは「公開して終わり」ではありません。
Googleアナリティクスなどの解析ツールを導入し、アクセス数やユーザーの行動を分析。効果検証と改善(リライトやデザイン修正)を繰り返すことで、サイトは育っていきます。
Webサイトの構築までにかかる費用
Webサイトの制作費用は、サイトの規模や依頼先によって大きく変動します。一般的な相場(目安)は以下の通りです。
| サイトの種類 | 制作費用の相場 | 特徴 |
| 小規模コーポレートサイト | 30万円〜100万円 | 10ページ程度。テンプレート利用や簡易デザイン中心。 |
| 中規模コーポレートサイト | 100万円〜300万円 | 20〜30ページ。オリジナルデザイン、CMS導入、SEO対策含む。 |
| 採用サイト | 50万円〜200万円 | 社員インタビュー、写真撮影、動画制作などが含まれる場合も。 |
| ECサイト | 100万円〜500万円+ | 決済機能、商品管理、顧客管理など高度なシステムが必要。 |
| LP(ランディングページ) | 20万円〜60万円 | 広告運用を前提とした、縦長の1ページ完結型サイト。 |
費用を左右する要素
見積もりの金額は、主に「工数(作業時間)」によって決まります。
- デザイン: テンプレートか、完全オリジナルか。
- ページ数・原稿: ページ数が多いほど、また原稿作成や撮影をプロに依頼するほど費用は上がります。
- システム: 予約機能や検索機能など、複雑なシステム開発が必要な場合は開発費が発生します。
Webサイトを作成する際のポイントや注意点
費用や時間をかけてWebサイトを作っても、ユーザーに見てもらえなければ意味がありません。失敗しないための重要なポイントを3つ挙げます。
自社に合ったデザインで表現する
デザインは「かっこよさ」だけでなく、「企業のらしさ(ブランディング)」と「ユーザーへの伝わりやすさ(ユーザビリティ)」を両立させる必要があります。
ターゲット層や企業カラーに合わせて、信頼感、親近感、先進性など、適切な印象を与える配色やレイアウトを選定しましょう。
レスポンシブデザインや常時SSLなどの対応漏れがないかチェック
現代のWebサイトとして必須の技術要件があります。
- レスポンシブデザイン(スマホ対応)
現在、Web閲覧の大半はスマートフォンからです。PCとスマホ、どちらでも最適に表示される対応は必須です。 - 常時SSL化(HTTPS)
通信を暗号化し、セキュリティを高める対策です。URLが http:// ではなく https:// で始まるように設定します。これが未対応だと、ブラウザに「保護されていない通信」という警告が出てしまい、ユーザーの離脱を招きます。
参考:常時SSL化とは?(GMOグローバルサイン)
使用情報の権利確認と公開後の保守体制を整備する
- 権利関係: ネット上の画像を無断使用するのは著作権侵害です。必ず自社撮影の写真か、商用利用可能な素材を使用してください。
- 保守・運用: サイトが表示されなくなった時の連絡先や、ドメイン・サーバーの更新管理者を決めておきましょう。WordPress等のCMSは定期的なアップデートを行わないと、セキュリティリスクが高まります。制作会社と保守契約を結ぶのが最も安心です。
目的に合ったWebサイト制作ならCreative Logic
ここまでWebサイトの作成方法について解説してきましたが、ビジネスの課題解決には「ただ作るだけ」では不十分です。
株式会社Creative Logicは、東京都渋谷区を拠点とするWeb制作会社です。私たちの最大の特徴は、「美しいデザイン」と「ロジカルなマーケティング」の融合にあります。
- 成果にこだわる戦略設計
お客様のビジネスモデルを深く理解し、「誰に」「何を」届けるべきかを徹底的に分析。お問い合わせや採用応募といった「成果(コンバージョン)」につながる動線設計を得意としています。 - データに基づいた改善
Webサイトは作ってからがスタートです。公開後もアクセス解析を行い、データに基づいた改善提案を行うことで、お客様と伴走しながらサイトを育てていきます。 - 多種多様な業界実績
LP制作から大規模コーポレートサイト、不動産・教育・医療といった専門性の高い業界まで、幅広い実績がございます。
「自社の魅力を最大限に伝えるサイトを作りたい」「Webからの集客を強化したい」とお考えの方は、ぜひ一度Creative Logicにご相談ください。お客様の課題に対する最適なソリューションをご提案いたします。
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まとめ
Webサイトの作成は、以下の流れで進行します。
- 企画: 目的・ターゲット(ペルソナ)の明確化
- 設計: サイト構成・ワイヤーフレームの作成
- 制作: デザイン・コーディング(HTML/CMS実装)
- 公開: テスト検証・リリース・運用開始
手段には「無料ツール」「自社内製」「制作会社への外注」がありますが、ビジネス用途で長期的な成果を求めるのであれば、プロの制作会社と協力して戦略的に構築することをおすすめします。
Webサイトは企業の顔であり、24時間働き続ける優秀な資産です。ぜひ本記事を参考に、自社の目的に合った最適なWebサイト構築の第一歩を踏み出してください。



